大阪桃谷でプロが教える少人数制の和食料理教室(日本料理)

プロが料理するちょっとしたコツ、そのひと手間が、料理を劇的に変えています。

食材を見る目を養おう

講師の中野です。年が明けて、久々の更新です。
まだまだ先生稼業、教室運営に関しては超1年生の私ですが、生徒様を見ていて気づいたことがあります。
理由はさておき、ほとんどの人が我流で料理を作っている事と、それを補う為に様々な本を読んでいる事です。料理のプロでやってきた私には、(う~ん・・・写真とかレシピを見てそれらの料理が再現出来れば、それはもう半プロの領域なんだけど・・・)と思っております。

そうした折、ふと昔の事を思い出します。
今から27、8年前に3冊5万円の魚辞典を買った事を。

その本はその後、必要が無くなり若い子にあげましたが、それらの本が実践で役に立ったかどうかといえば、微妙です。活きた食材は、その眼で見て触って初めて実感出来るものであるからです。活きた食材(例えば魚介類)を教室で使うとき、手を出すのに躊躇している人、その場でかたまってしまう人、平気な人、と様々ですが、人間の生活がそれらの上になりたっているのも事実です。

技術の部分は、数をこなすこと・時間をかけて練習することしかありませんが、味やセンスといったものは、口伝だと考えております。
厚労省が、テレビで食品の衛生管理、偽装、様々な食品を見張る人を、全国で300人ほど配置していると言っていましたが、それぐらいの人数で、全国のスーパーや小売店を監督、監視出来るのかどうか疑問に思います。それでも、良い事も言っていました。食品に関する表示義務を強化するといっても、最後にはやはり一人一人の判断による、と言っていた事です。

あたりまえのことじゃないか、思うのですが
ここで私どもの生徒様の声を思い出して・・・
見た事も触った事もないものを見比べる、判断基準となるもの、対象物がなくなってきている時代に「無茶を言いよるな」という思いに至りました。

だから本に頼る。
ですが、百聞は一見にしかず。

本で写真を見るよりも、触れて味わう、感覚で覚えるのが料理。だから味は口伝なのです。

【和食の教室なかの】では、私が本物であるかどうかは生徒様の判断に委ねる事として、これからも出来るだけ活きた食材を使用し、本物の味を伝え、生徒様の判断基準・対象物になっていこうと考えております。

今日はこのへんで。

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